ガラスコーティングは現在自動車のボディを傷や汚れ、紫外線などから守り、しっとりとした艶を与えることができるという点で、最も優れたコーティング剤です。以前はワックスが定番でしたが、1980年代にポリマー系コーティングが登場してからは、ワックスとポリマー系コーティングの2つのタイプから選ぶことができるようになりました。ポリマー系コーティングのメリットはワックスよりも手軽であることや、長持ちすることでした。しかし、艶という点ではワックスにはかないませんでした。
しかし、2000年代になると、ガラスコーティング系のコーティング剤は出回るようになってきました。これはプロが使うような非常に強い被膜を作ることができるコーティング剤で、自動車のボディを美しい輝きで守ります。また、本格的なガラスコーティング剤になると、耐久性が3年以上もあり、一度塗布すると、しばらくは自動車のボディのお手入れから解放されます。さらに、ガラスコーティング剤はふき取りの必要がなく、濡れたボディに直接塗布することができるために、ワックスなどと比べると、1/3程度の時間で終了するのも大きな魅力です。
お値段がワックスやポリマー系コーティング剤と比べると高くなりますが、耐久性を考えると決して高いとは言えません。なお、専門ショップにガラスコーティングを依頼することもできますし、インターネットショッピングで購入し、自分でコーティングするのも良いでしょう。