立体駐車場で気を付けたいこと

立体駐車場は便利なようでさまざまな制限があり、中でも機械式の場合はサイズ制限が厳しくなっています。立体駐車場は多くの車を入庫でき、近隣施設との接続が便利であることが最大のメリットですが、機械式は専用のパレットに車を乗せるためサイズをオーバーしていると止められません。近年ではタイヤとタイヤの幅が1、900ミリまでなら対応できるタイプが増えてきていますが、多くは1、850ミリまでとなっています。きっちり1、850ミリではないことが多いので、多少のサイズオーバーなら止められる可能性もありますが、少しでもハンドルが曲がっているとタイヤの側面やホイールを擦ってしまうため注意が必要です。

また、一部のメーカーでは巨大なセダンやSUVがあり、全長がオーバーしていたり重量がオーバーしたりする場合があり、全幅をクリアしていても止められないことがあります。自走式立体駐車場は入り口さえ通れれば、あまりサイズを気にする必要はありません。しかし、古い自走式だと内部が極端に狭かったり、スロープが急になっていたりするため車によっては駐車が困難です。特に車高が低いスポーツカーはスロープでフロントバンパーを擦ってしまうことがあるので、できるなら事前にチェックしておきましょう。

自走式は内部に何本も柱が立っており、柱の隣に駐車してしまうと出庫時に何度も切り返しが必要です。コンパクトカーなら問題ありませんが、セダンやSUVは柱から離して止めることをおすすめします。

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