バイク中古車を選ぶ場合は、車種や型式にもこだわりたいですが、その車両そのものの状態や車両の信頼性という事も考えたいものです。車両の信頼性というのは、そのシリーズがモデルチェンジやマイナーチェンジを含めてどのくらいの期間販売されていたのか、という事に比例します。長い期間販売されていたという事はそれだけトラブルも少なく多くのライダーに支持されてきたという証ですし、小さな不具合なども販売期間中のマイナーチェンジなどで解消されている事が多いです。バイク中古車にとって一番重要な要素となるエンジンに関しても熟成が進む為、相応の年月が経ってもきちんと整備をしていれば致命傷の様なトラブルはほとんど起きないと言ってもよいくらいです。
これは、車種そのものが変わってもエンジンが受け継がれているというケースでも同じで、長く受け継がれている分だけ信頼性も高くなります。バイク中古車も決して安い買い物ではありませんし、せっかく選んだ一台ですので出来れば長く乗り続けたいものです。長い期間熟成されたエンジン、長い期間販売されて車両はそれだけ設計もしっかりしていて更に小さなトラブルを解消してきていますのでその信頼性も高いものです。このようにバイク中古車を選ぶ場合、こうした車両そのものの元々の信頼性という面から選んでみると、選択肢そのものは多少狭くなりますが、大きなトラブル無く乗り続けられるといった面からは大きなメリットがあるでしょう。